アニメ「ヤマノススメ」に触発されて筑波山おたつ石コースのナイトハイクと、ついでに日の出も見る計画にしました。
登山概要
標高:877m(女体山)、871m(男体山)
茨城県つくば市北端に位置し、埼玉から車で2時間弱で行くことができます。ロープウェイやケーブルカーもあり、登山道も整備されているため初心者にも優しい山です。
ルート
つつじヶ丘駐車場 → 女体山 → 男体山 → 薬王院駐車場
距離:6.2㎞
登り:430m
下り:768m
コースタイム:3時間半(YAMAP)
駐車場
つつじヶ丘駐車場
料金:500円
台数:388台
トイレ:あり
夜間は駐車場入り口のゲートは開放されており、出るときにゲートの支払機で支払いました。支払機は1000円札と小銭以外は使えないため事前の準備が必要です。
薬王院駐車場P3
料金:無料
台数:20台弱
トイレ:なし(つくし湖駐車場にあり)
薬王院駐車場のP1、P2は参拝者専用のため、登山者はP3に駐車しましょう。トイレは少し手前のつくし湖駐車場にあります。
山行詳細
05:10つつじヶ丘駅到着。日曜日ですがこの時間で停まっていたのは5台ほどでした。
05:25登山開始。おたつ石コースを進み、階段を登って10分ほどで小さな東屋がある開けた場所に着きました。夜景もきれいに見えます。本当は山頂でこの景色を見る予定がすでに太陽が昇り始めており、間に合いませんでした。
05:50弁慶茶屋跡。白雲橋コースと合流します。ここにも東屋があるためゆっくり休憩ができそうです。ここから女体山までは巨大な岩がいくつもあり、「母の胎内くぐり」や「出船入船」など、パワースポットになっています。心なしか心身が清められた気がします。
この日の日の出が6時24分、急いで登れば日の出には間に合う計算でしたが、トレーニング用にザックをパンパンにしてきたので、大汗かきながら登ることになりました。
06:20女体山山頂。日の出、間に合いました。美しい。関東平野がゆっくりと照らされていきます。男体山も少しモルゲンロートしてました。
女体山や男体山の山頂はそれほど広くないため、ご飯をゆっくり食べるなら筑波山山頂駅周辺のベンチが良いと思います。ただし筑波山はバーナーを使えるエリアが決まっているようなので注意が必要です。
このエリアの近くから少し降ったところに「紫峰杉」という大きな杉の木がありました。余裕があれば行く価値はあると思います。途中に大きいブナの木もあり、そちらも見ごたえがありました。
男体山に登ってつつじヶ丘駐車場に戻る予定でしたが、女体山から一緒だった方と話が盛り上がり、急遽真反対の薬王院駐車場に下山することにしました。こうやって気軽に人と話してルートまで変更できるのはソロならではですね。
筑波山山頂駅のトイレ右側に薬王院方面の登山道があります。5分ほど降り、左側に少し逸れる道に「大石重ね」という場所があります。筑波山に参拝する際、小石を持って登山し願いが届くように神様の傍らに小石を置いて行ったそうです。水切りできそうな綺麗な石がたくさんあるのが気になります。皆どこで拾ってきたのでしょうか。
コースタイムはそれほど変わりませんが、薬王院方面のほうが急登が多そうです。登ってくる方が結構辛そうにしていました。30分ほど降ると一度車道に出て、ガードレール奥に登山道が続きます。
10:15薬王院駐車場。5台程度まだ空きがありそうでした。
ご一緒していた方と下山中ずっと登山ギアの話をしていて、駐車場でも荷物開きながらしばらく語り合っていました。なかなか登山ウェアの素材まで話せる友達も周りにいないので、とても楽しい時間でした。その後つつじヶ丘駅までは車で送っていただき、11:30つつじヶ丘駐車場到着。7割ほど埋まっていました。晴天で歩きやすい気候でしたが、紅葉はすっかり終わっていたので思っていたより空いていました。のんびりと自然を満喫することができました。
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