山は行きたいけどやる気が起きない、午後に用事あるけどちょっとでもいいから山に行きたい、そんな時にとりあえず行ってみよう!となるのがこの日和田山です。とても気軽に登ることができるので、山に登ったことがないけど、山の空気を味わいたいという方にもおすすめです。
登山概要
日和田山(ひわださん)は埼玉県日高市にある山で、奥武蔵の山の一つです。
標高は305m。曼殊沙華で有名な巾着田の近くに登山口があります。
途中2つのルートに分かれ、岩場をガツガツ登る男坂、ゆったり整備された道を登る女坂を選択できます。普段登山をしない人でも安心して登れる初心者向けの山です。
ルート
日和田山駐車場 00:10▶ 鳥居(男坂) 00:15▶ 金比羅神社 00:08▶ 日和田山山頂 00:08▶ 金比羅神社(女坂) 00:10▶ 鳥居 00:08▶ 日和田山駐車場
距離:1.9㎞
のぼり:190m
くだり:190m
総コースタイム:00時間59分(YAMAP)
駐車場
料金:300円
台数:約50台
トイレ:なし(登山口近くにあり)
昔は登山口に2台分駐車できるスペースがあったのですが、今は停められないようになっています。路駐も禁止されています。トイレは登山口からすぐのところにあります。
山行詳細
07:40 駐車場到着。久しぶりに行ったら駐車場がすごく広くなっていました。50台ほど停められます。
料金は300円。小さい袋とペンが置いてあるので、袋に車のナンバーを書き、300円を入れて料金箱に投入します。
駐車場を出て少し道路を登ると登山口があります。昔はそこに2台ほど駐車できましたが、今は緊急車両用となっています。
登山口から左へ進むと東屋とトイレが見えます。トイレは男性用、女性用、多目的用が1つずつ。通常トイレットペーパーは備え付けてありますが、登山者が多い時などは空になっていることもあるため、念のため持参するとよいでしょう。
自動販売機もあるので、飲み物を忘れた場合や、下山後に冷たいものを飲みたいときなど活用できます。
一の鳥居までに、ルートが2つあります。トイレの奥を進むと右手に「急坂注意」の看板があり、そこを登って行くと急坂のルート、登山口からすぐのところにある広い道から登ると緩やかなルートとなります。所要時間は同じなので、急坂を登るか、緩やかに登るかの違いです。
坂を上った先に鳥居が見え、すぐに女坂、男坂の分岐になります。
今回は男坂からのぼり、女坂から下る計画なので、まずは左に進みます。
林道を下ると水場がありますが、飲めるかは不明。水場の横にまた分岐があり、見晴らしの丘経由か二の鳥居(金比羅神社)に直行するか選べます。
せっかくなので見晴らしの丘方面に進みます。見晴らしの丘はベンチがあり軽く広場になっているので、小休憩にぴったりでした。ここからの景色も良いですが、金比羅神社からの方が富士山まで見えるので、ここでは小休憩にとどめておきましょう。
男坂のメインどころ。岩場です。手を使って登るところもあるため、岩場のドキドキ感も味わえます。
岩場を登りきると二の鳥居が現れ、奥に金比羅神社があります。振り返ると日高市の街並みと、天気が良ければスカイツリーや富士山を見ることができます。
日和田山ではここが一番展望があり、ごはんを食べたり、ゆっくり休憩するのにおすすめです。
神社の右奥に進むと少しだけ岩場があり、その後緩やかな心地よい道を進んでいくと山頂が見えます。
山頂からは筑波山やスカイツリーを見ることができます。山頂は広く、ベンチもあるのでごはんを食べたりもできます。
山頂看板の左奥の方へ下っていくと、高指山や物見山、北向き地蔵などのトレッキングルートにつながります。物足りない人はそちらまで足を延ばしてみるのもいいかもしれません。
下山時、二の鳥居の左側を進むと女坂です。女坂には岩場はなく、緩やかな幅広の道でとても歩きやすいですし、急な坂には立派な手すりもあり、安心して上り下りができます。
まとめ
日和田山は、やる気がない時や時間がないけどトレーニングしたい時によく登ってました。久しぶりに行きましたが、駐車場も登山道もきれいに整備されていて、さらに登りやすい山になっていました。
樹林帯や岩場、要所要所にある展望など登っていて飽きないし、気軽に登ることができるので初心者でも子供からご年配の方まで楽しめる山だと思います。
また、登山口からは曼殊沙華で有名な巾着田が歩いて15分ほどなので、曼殊沙華の時期はついでに見に行くのもいいかもしれませんね。
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