【日和田山②】武蔵横手駅から日和田山へ!登山初心者におすすめの縦走ルート

登山

今回は武蔵横手駅から北向き地蔵、高指山、物見山を通って日和田山に向かう縦走ルートを歩いてきました。高麗駅に車を停めて、1駅電車に乗れば往復せずに行くことができるルートです。五常の滝や北向き地蔵などの名所があったり、小さいピークがいくつもあったりと、これから登山を始める方も楽しみながら登ることができます!

登山概要

日和田山(ひわださん)は埼玉県日高市にある山で、奥武蔵の山の一つです。標高は305m。曼殊沙華で有名な巾着田の近くに位置するため、観光と合わせて歩く人も多い山です。

今回紹介するルートでは、高指山や物見山など、奥武蔵の他の山々を越えて日和田山に行きます。

武蔵横手駅から縦走ルート(コースタイム:03時間09分)

武蔵横手駅 00:30▶ 五常の滝 00:25▶北向き地蔵 00:36▶物見山 00:30▶高指山 00:24▶日和田山 00:28▶日和田山登山口 00:16▶高麗コマ駅 

距離:9.4㎞
のぼり:518m
くだり:525m
総コースタイム:03時間09分(YAMAP)

駐車場:高麗コマ駅前

料金:500円
台数:約15台
トイレ:あり(高麗駅前)

駐車場の番号と入庫時刻を記載した紙と500円を袋に入れて料金箱に投入します。

臨時と書かれた場所がまばらあるので、探してそこに駐車しましょう。

山行詳細

今回は電車に間に合わなそうだったので、高麗駅近くの駐車場に駐車しました。

日和田山駐車場から高麗駅まで徒歩15分なので、時間があれば日和田山駐車場の方が安いのでそっちがおすすめです。(高麗駅500円、日和田山300円)

ちなみに電車が30~40分に1本なので、調べてから行きましょう。

右の道路を渡って階段を登ると高麗駅です。

高麗駅から一駅で武蔵横手駅に到着です。高麗駅にもトイレがありますが、武蔵横手駅にもあるので高麗駅で行けなかった人はこちらで。

ルート中には、物見山と高指山の間と、日和田山登山口にもトイレがあります。

武蔵横手駅

道路に出て右に進むと左手に五常の滝への道標があります。

この道を30分ほど歩いていくと五常の滝の受付があります。山道からは滝が見えないので、五常の滝を見たい方は料金を払って門から入山する必要があります。

五常の滝の入山料は、大人:200円(高校生以上)/小人:100円(小学生以上)

開門時間は09:00〜14:30、休山日は毎週(月)(火)(水)と年末年始です。※雨天・悪天候(雪、台風)時の場合は休山しているようです。

今回は年末年始の休山日だったので、見れなくて残念でした。

ホームページを見るとなかなか見ごたえがありそうな滝なので、次回はちゃんと調べて行こうと思います。

滝の受付から歩くとすぐ分岐があるので左に進みます。

さらに15分ほど歩くと少し開けた場所に、また分岐があります。

左の道でも右の道でも北向き地蔵に行くことができますが、今回は近道である右へ。

道路道もありますが、特にどこかにアクセスできるわけではないので、右か左の山道を行きましょう。

写真右の方に行くと北向き地蔵への近道です。

ロープが張ってありますが、登山者は入れるのでロープをまたいで入ります。

ここからやっと山道っぽい道になってきます。

登山者は通れます。

15分ほど歩くと道路に出て、北向き地蔵に到着です。立派な看板もあって観光ポイントとなっています。ベンチもあるので一休み。

北向き地蔵を右手に見ながら奥に進んでいきます。

10分ほど歩くと車道に出て、モーセの海割りのような、岩がきれいに削られている道が現れます。

モーセ気分を味わいながら進むと、東ムカイ山に行く道と巻く道に分かれますが、どちらも歩く時間は変わらないので、まっすぐ進みピークハントします。特に展望はありません。

その先に小瀬名富士というピークもありますが、こちらも特に展望はありません。小瀬名富士から10分ほど歩くと分岐がありますが、左の物見山方面に向かいます。

さらに5分ほどで宿谷の滝方面との分岐がありますが、まっすぐ進み坂を上ると物見山山頂です。

地味に分岐が多いので間違えないように進みましょう。

左の細い道が宿谷の滝方面。物見山はまっすぐ。

山頂は広くベンチもあるため、ご飯などゆっくり休憩することができます。展望も少しだけあります。

三角点は奥にまっすぐ進むとあります。行って帰ってくるのに5分もかからないので、記念に行ってもいいかも。ただこんな感じの質素な場所です。

三角点

三角点から物見山山頂に戻ってきたら、左に下る道があるのでそちらに向かいます。20分くだると車道に出るので左に行きます。

この道路沿いには自動販売機、トイレ、東屋があります。休憩にもいいですね。

道路をまっすぐ進み突き当たり、広いアスファルト道を登ると、高指山に到着です。

立派な看板があり、眺望が開けます。ベンチもあり休憩も可能。ここまで来れば日和田山まであと少し!すれ違う登山者も多くなってきます。

少し戻り、ガードレール脇の山道を進んでいきます。

しばらく杉林の暗い道が続いていましたが、ここからの道のりは杉だけではなく様々な木々に覆われています。木漏れ日が入り、歩いていてとても気持ちがいいです。

体力に合わせて日和田山と高指山だけ行くのも良いですね。

日和田山山頂です。年始ということもありけっこう賑わっていました。景色は曇っていましたが、ぎりぎりスカイツリーとうっすら筑波山を確認できました。

日高市の見慣れた街並み、景色には毎度ホッとします。

日和田山山頂からの眺望

金比羅神社で初詣です。

いつもお世話になっているので、日ごろの感謝と新年のあいさつをしてきました。

第二の鳥居

まっすぐ岩場の方へ行くと、男坂ルート、左の道に進むと女坂ルートです。

今回は女坂ルートで行きます。坂も緩やかで、少し岩場っぽいところには手すりがついていて、整備された歩きやすい道になっています。

小さいお子さんを連れているファミリーもたくさん登ってきていました。

第一の鳥居。ここで男坂と合流します。

第一の鳥居

日和田山登山口まで来ると、自動販売機、トイレ、東屋があります。

トイレは女性用、男性用、多目的用が1つずつ。それなりにきれいですが、混雑時はトイレットペーパーがなくなっていることもあるため、持参しておくと良いでしょう。

道路に出て右に下ると、左手に日和田山駐車場があります。ここに停めておけば、ここがゴールになりますが、今回は高麗駅に駐車したため、最後の道路歩きです。

まっすぐ進み車道に出て、右に下って行くと信号があります。信号を渡り、右に進むと川沿いに阿里山カフェがあります。カフェ手前の小道を行けば巾着田方面ですが、今回は曼殊沙華の時期でもないので割愛します。

川を渡り、「鹿台橋」の信号を左に行き、「台」の信号を渡り右に進みます。「高麗駅入口」の信号を渡り、左方向にある高架下をくぐると右手に駐車場があります。

おすすめ下山メシ

  1. 阿里山(ありさん)カフェ:日和田山登山口の近く。駐車場20台。お肉や乳製品などを使わないヴィーガンやベジタリアン向けのカフェで、サンドイッチやカレー、ピザ、ケーキなどのメニューがあります。ヘルシーなのに味もちゃんとおいしいです。下山後カフェでのんびり過ごしたい方におすすめ。
  2. 花さんしょう:日和田山登山口の近く。駐車場15台程度。本場四川の味にこだわった担々麺のお店。花山椒が香る担担麺がとてもおいしいです。下山後がっつり食べたい方におすすめ。

あとがき

今回行った日和田山のルートは、そこそこ歩きごたえがあって、観光スポットのようなポイントもちょこちょこあるので、飽きずに歩ききることができました。キツイ危険個所もないので、初心者の人と一緒に行っておしゃべりしながら登るのも良さそうです。

日和田山を含む奥武蔵は、小さい山々がたくさん連なっていて、いろんな縦走ルートがあります。車だとなかなか縦走は難しいですが、今回紹介したルートのように数駅電車に乗ればいい縦走ルートもあるので、地図を見て色々と考えてみるのもおすすめです!

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